子どもへの365話

生活できる何らかのものを備えている!

とあるトンボ

何かを持って生まれてきている!

結論から述べます。

まとめ

全ての生き物は、何らかの「生きる術」を持って生まれている!

と思います。そう考える理由を述べていきます。

トンボの足を見てみよう!

オニヤンマという種類でしょうか、定かではないのですが、近くを飛んでいたトンボを捕まえてみました。

右側の足の部分を見てください。このままでは、つま先がわかりませんので、クリックして下さいね。

すると、つま先が「ツルハシ」状態になっているのがわかるかと思います。

つまり、

えさとなるものを取得しやすい「武器」を身に着けている!

このツルハシみたいなつま先で、獲物を見つけると、「狩る」わけですね。

さらにですよ、この足をつま先だけでなく、よーく見て下さい。

とげがたくさんついていませんか。

ツルハシが捕獲したエサを二度とはなさないようにするわけです!

 実に見事な体のつくりだと思えませんか!!

トンボの目を見てみよう!

複眼になっています。つまり、いくつかの視細胞(目)が集まっているのです。

どんな利点があるのでしょうか。

トンボの場合、約3万個の目が集まっているらしく、近くを動くエサ(昆虫)、紫外線まで、敏感に感じ取れるらしいです。

この複眼をもってエサを見つけ(認識し)、ツルハシを使って捕獲するわけですね。

ホバーリングもできる!

トンボの動きを見たことがありますか。

じっと止まっていたり、さっと角度を変えたりして、飛ぶことが可能ですよね。

ホバーリング(空中静止)して状況を見極め、エサを見つけたり、天敵から逃げたりするために、急旋回したりして飛ぶことが可能

実に素晴らしいと思いませんか。こんな術を持って、トンボは生まれてくるわけです。

人間も同じでは!!

よく学校生活においては、算数が苦手だとか、国語が苦手だとか、ありますよね。しかし、このトンボと同じように、

人も何らかの「生きる術」を持って生まれてきている。それを見つけることが重要である!!

と思います。学校のみならず、普段の生活から、自分の持てる術、技を見つけていきましょう。

きっと素敵な術を持っているはずです!! それを自分で見つけるもよし、周りの家族や友人から教えてもらうもよし、いずれにせよ、何らかの術をもっている「はず」です。

トンボの技術を生かしたもの

ここからは、話は変わりますが、ついでに話しておきます。

ヘリコプターはトンボを参考にしてつくられているようです。飛び方(竹とんぼ)もですが、戦闘型になると、複眼を搭載したレーダーなどに利用されているようです。