理科

「月の引力は見えるのか?」

「月の引力が見える町」がある!

1)佐賀県太良町

■この町の名所は、ここです。

■場所はここです。

有明海沿いの町海中鳥居があるところ

2)どうやって月の引力が見えるのか?

■有明海は干満の差が最大で6mあると言われています。ということは、新月や満月の日には、大潮となって、干潮時はかなり先まで海底が見えてくるということになりますね。

つまり、先の先まで歩いていけるので、こうして海中鳥居も設置してあるわけです。

■では、この海底が見える干潮とは、これは他でもない、

月の引力によって、干潮や満潮が繰り返されているわけで、月の引力の「証拠」を見ることができるわけですね。

そこで、町ではキャッチコピーに、この台詞を使ったわけですね。パンフレットもこうありますよ。

まさしく表紙には、幻想的な月夜と海沿いにある漁網が飾られていますね。

自然現象をネーミングしてみる?

■こう考えてみると、例えば、熊本県の網田にある、海床路も干潮になって現れるので、月の引力の証拠、つまり「月の見える町」となってしまいますね。

断層が見える町は、「地震の見える町」として、ネーミングが可能となりますね。こうやって解読していくと、自然現象を見る目がまた違ってくると思いませんか。

例えば、恐竜の化石のある町は、「ジュラ紀を体感できる町」とかですね。

いろいろなものに挑戦してみましょう。

目に見えるものから自然現象を認識しよう

ドライブの景色、手に取ったパンフレット等々から、自然現象を見る目を養うと、理科の学習へとつながっていきますね。

「どうやって月の引力が見えるのだろうか?」

「なぜ、月の引力が見えるのだろうか?」とね。