子どもへの365話

ザ・路上観察学

変わったものに目を向けよう!

まとめ

変わったものに目を向けると、そこから新しい発見が芽生えてきます。これが研究へとつながります。ぜひ、頭の中に「なにか、違ったものはないかな」という目を持っていきましょう。

1)路上観察学とは!

■路上を観察していこう、変わったものを探そう、面白いものを探そうという「学問」です。

別名、「トマソン」と言ったりします。これは、巨人にいたトマソンという外国人選手があまり活躍しなかったか、出なかったかで珍しい存在だったそうで、こんな風に言われているようですよ。

■まず、「note」というプラットフォームに、塀の模様を収集している方がいました。

ブロッグ塀の数カ所に、穴のあいたブロックが入れてある場合がありますよね。

見てみると、これがまた面白くて、いろいろとあるのですね。

私など、どれも同じと思っていました。違うのですね。びっくりでした。

私も早速集めてみました。まだまだたくさんあることでしょう。我が家の周辺のみですから。

 

1)線対称なブロック模様はどれでしょうか。

2)点対称なブロック模様はどれでしょうか。

 

それで、これが何になるのかという、算数科の「対称な図形」の学習に使えるわけです。

■例えば、マンホールのふたなども、地域によって違いますよね。これは、社会科の上水道や下水道、消火栓の学習につながっていきますよね。

これなど、他の地域に行くと、もっといろいろなものがあり、見ているだけで面白いと気づくはずです。

■私など、電信柱の電線に焦点を絞ったことがありました。

どれがダミー(落雷よけ)で、どれが電線で、どれがネット回線かということです。

あるいは、柱に付属しているバケツみたいな形状のもの等々、いろいろとあるので、気をつけて見てみてください。

きっと新しい発見があると思いますよ。


 

2)新聞観察学

■これは私が作った言葉?、学問?です。

前の「対称な図形」にしぼると、以下のようなマークはどうでしょうか。

全国高校野球大会が開催されると、各校の紋章が紹介されます。この紋章が対称な図形調べにいかせますよね。

高校の紋章全国高校野球大会

 

変わったチャンネル!を持とう

■これが大事ですね。人と同じことをせず、違ったものはないか、面白いものはないか、こんな視点を持って、生活していくと、きっと楽しい日々がおくれると思いますよ。