子どもへの365話

マックのトレイマットからオーストラリアがわかる!

マックのトレイマットから、オーストラリアが見えてくる!!

1)マクドナルドファミリー

■「人口は50人、牛は3500頭。」 以下のようなトレイマットです。

マックのトレイマットマックのトレイマットからオーストラリアが見えてくる!

 

■キャッチコピーを見てみましょう。

「世界は、ひとつの大きな食卓を囲む家族なんだ。」

まさしくその通りですよね。食料自給率37%ということを考えると、まさしく日本にとっては、その通りということが言えますね。

2)検索にかけて、学習材料としてみよう!

■まずは、場所ですね。グーグルでキーワード検索をしてみます。

「オーストラリア北東」「エリントン牧場」「人口50人の町」

このワード群では、ヒットしませんでした。一応、北東ということで、「クイーンズランド州」と考えて「牧場」を検索すると、いくつかの画像を見ることができます。

■次に、このマットの牛は、日本にいる牛とは違いそうです。そこで、種類を検索にかけてみましょう。

今度は、マットの牛の画像を、グーグルの画像検索に、ドラッグ&ドロップしてやってみました。すると、以下のような画面になりました。左側が元画像で、右側が検索結果です。

画像検索結果マットに描かれている牛の種類

 

3)オーストラリアが見えてくる!

■次に、マットの文面を見てみましょう。

「オーストラリアの北東・エリントン牧場。夫婦は、人口50人の小さな町で、3500頭の牛を育てている。牧場は端から端まで約40km。広くて静かだ。遠くで牧草を食べる牛が、豆粒サイズに見える。聴こえてくるのは、風の音だけ。いつしか野生の生き物も住みつくようになった。カンガルーに、エミュー、コアラまでのびのびした環境だからこそ、ストレスのない健康な牛が育てられるのだ。夫婦には、3人の子供もいる。『子供たちは、みんなハッピーセットが大好きさ。でも、一番近いマクドナルドまでは2時間半もかかるんだ。」

まずは、農場の広さですよね。牧場の長さが約40kmというのですから。一体、どんな農場という感じがしますよね。

さらには、一番近くマクドナルドへ行くのに、150分もかかるという。

■次にこんな疑問がわきませんか。

一体、この3人の子どもたちは学校に通っているのかという問題です。

正解は、通信教育ですね。人口50人だし、ここで学校を作るとなると、コスパが悪いです。

このような都市から遠隔地の農場の子どもたちは、学校に通えず、無線通信による遠隔授業を受けているのです。

あるいは郵送されてくるプリント教材を、保護者と一緒に解いているらしいですよ。

まとめ

マクドナルドのトレイマットに登場するMcDonald’s Familyを追求していくと、世界地誌の学習ができる!!