視写の効能とは
■視写をすることで、次の能力が身につきます。
1)原稿用紙の使い方がマスターできる
2)速記能力が身につく
3)多用されているキーワードに気づける
視写のやり方
■以下の動画を見て下さい。
■ここに、視写のポイントを紹介します。
1)原稿用紙または、方眼ノートを用意する。
2)2BかB,もしくはFの鉛筆を用意する。
3)今、学習している教科書単元を1日用紙1枚、もしくはノート見開き2ページに写し取っていく。
4)教科書通りに写し取る。ただ、教科書の文字数と用紙又はノートの文字数は違うので、注意しながら写し取っていく。
5)原稿用紙の使い方に従う。
発展課題
■教科書単元は、通常、2週間で1つの割合です。つまり、1単元あたり10時間くらいの授業時間となります。そこで、1週間ほど、毎日、続きから視写をしていくという形になります。
高学年など、余裕があるお子さんの場合は、ぜひ、新聞コラムに挑戦してみるといいですね。各紙、いろいろな視点が描かれているので、保護者が優しいのをピックアップして与えるといいと思います。
1)新聞1面の下の段に、コラムと呼ばれている箇所を写していく。
読売新聞:「編集手帳」、朝日新聞:「天声人語」、毎日新聞:「余録」
産経新聞:「産経抄」、日経新聞と西日本新聞:「春秋」、熊本日日新聞「新生面」
2)新聞社により、無料の書き写しノートが発行されている場合もある。無料でもらえるのは、その新聞購読者のみである。
■ただ、コラムは政治や社会情勢が多いので、難しい記事は小学生には向かないでしょう。ここは、保護者が季節のことや、偉人のことなどの記事を取捨選択して与えていくことが重要です。
■1つだけ、大事なポイントがあります。それは、次のことです。
用紙1枚、もしくはノート2ページに何分かかったかを記録していこう。
少しでも、時短ができていくと、速記能力はあがっていきます。この力は、社会科見学旅行などでのメモの時に役立つこと、間違いなしです。